井上設備

お風呂・浴室のリフォーム考えてみませんか?

浴室リフォームを行う前に、まず気になるのはなんといっても費用でしょう。

在来工法やユニットバスでの費用差、メーカー別の価格差、お風呂の部分リフォームや水漏れ補修など、

浴室リフォームにまつわる様々な費用の相場を徹底検証します。

お風呂・浴室リフォームの種類

お風呂・浴室のリフォームは、ユニットバスごと取り換える大規模なものから、

浴槽単体や給湯器の交換、さらには水漏れの補修などといった細かいものなど様々です。

そのほか、戸建て住宅とマンションでリフォーム内容が異なっていたり、

補助金利用によってリフォーム費用を節約できたりすることもあります。

戸建住宅でできるお風呂リフォームの種類と費用

まず戸建て住宅でできるシステムバスの種類とその費用についてご紹介します。

◆FRP製浴槽のシステムバスにリフォーム

FRPとはガラス繊維強化プラスチックのことで、耐久性と保温性に優れた商品です。

現在浴槽の主流商品であることから、カラーバリエーションも豊富にあります。

FRP製浴槽のシステムバスの価格は比較的手頃で、約45万~60万円が相場です。

◆人工大理石製浴槽のシステムバスにリフォーム

人工大理石製の浴槽は衝撃にも強く手入れが楽だという特徴があります。

見た目にも高級感があり汚れにくいため長い期間清潔感のある外観を保つことができるでしょう。

人工大理石製浴槽のシステムバスの価格相場は、約50万~65万円です。

◆鋳物ホーロー製浴槽のシステムバスにリフォーム

鋳物ホーローとは、鉄やアルミニウムなどの金属素材の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けたものです。

鍋などの台所用品としても広く活用されています。耐久性に優れており色の種類も豊富です。

鋳物ホーロー製浴槽のシステムバスの価格相場は、約65万~80万円です。

◆ヒノキ製浴槽のシステムバスにリフォーム

ヒノキの浴槽は、木の温もりを感じられ高級感ある仕上がりになるのが特徴です。

その一方で汚れがカビになったり木部自体を傷めやすいため、日ごろの手入れは欠かせません。

ヒノキ製浴槽のシステムバスの価格相場は、約70万~90万円です。

戸建のお風呂リフォームを行う上でのポイント

戸建てのお風呂をリフォームする際には、どのような点に注意をすればいいのでしょうか。

◆価格を抑える

現在システムバスを製造しているメーカーは数多くありますが、製品のグレードや市場の動向によっても価格は変化します。

そのため特定のメーカーへのこだわりや、希望する機能に優先順位をつけ、

条件を満たす中から比較的グレードが低めの製品を選択することで価格を抑えることができるでしょう。

また状況によっては、古いタイプのものが市場に出回っていたり、

販売代理店が在庫を抱えていたりする場合は、アウトレット品などとして比較的割引が多くあるので、

そうした製品を選択して費用を抑えるという方法もあります。

◆光熱費を抑える

お風呂や浴槽に断熱性能が高いものを選択すると、浴槽の湯の温度が下がりにくくなるため、

追い炊きに要する光熱費を抑えることができます。

◆生活を快適にする

リフォームを機に、普段の生活をより快適に過ごせる浴室暖房乾燥機の導入を検討してみるのもいいでしょう。

浴室暖房乾燥機は浴室のカビを防ぐとともに、衣類の乾燥にも使用できます。

また冬場に暖房機能を使用して入浴すれば、急な温度変化による体への負担を軽減できます。

全体のリフォーム費用を抑える

お風呂リフォームを検討しているのであれば、洗面所のリフォームも検討してみましょう。

どちらも水回りに関係しているので、 それぞれ個別にリフォームを行うよりも、同時に行った方がかなり費用を節約できます。

工事項目が同じものが多く、洗面室の内装は、それぞれ単独で行った場合にも必要となる場合が多いので無駄が省けます。