井上設備

トイレ〜つまりの原因とつまりの予防策〜

「トイレがつまって水が流れない」「便器の水が今にもあふれそう」。

だからといって、正しい知識もないまま、あわてて自力で直そうとするのはキケン!

つまっているものを取り出そうとして、さらに奥へと押し込んでしまうなど、事態が悪化する可能性も……。

そうならないためにも、適切な対処法を知っておきましょう。

そこで、ここではトイレつまりの直し方や予防策について、プロの技術や知識をご紹介します。

ラバーカップなどの道具を使った方法をはじめ、お湯などを用いて道具を使わずに直す方法も解説。

併せて、業者選びで失敗しないためのポイントもお伝えします。

トイレのつまりのトラブルはどのようにして起こるのでしょうか。

今回は前回に引き続き、つまりの原因とトイレつまりの予防策4つについてお話しします。

つまりトラブルを引き起こす原因

▶︎流す水の量が少ない(洗浄水量の不足)

普段から流す水の量を減らしていたりなど、誤った節水がトイレのつまりトラブルを引き起こすこともあります。

たとえば、トイレで水を流すときは常に洗浄水量を「小」にしている、

タンク内にペットボトルや節水用品を入れて水量を少なくしている場合は要注意。

水量不足によって汚物やトイレットペーパーなどが流れ切らず、排水管の中に残ってトイレがつまりやすくなります。

トイレつまりの予防策4つ

トイレのつまりを防ぐために次の4点に気をつけましょう。

▶︎大量のトイレットペーパーを流さない

トイレットペーパーの使用量が多い場合は数回に分けるなどして、一度に流さないこと。

ちなみに、一度に流すトイレットペーパーの量は5m程度が一般的な目安とされています。

▶︎「流せる○○」でも流し過ぎないように注意する

掃除用シートや赤ちゃんのおしりふきなど「トイレに流せる」タイプであっても、

大量に流すとつまってしまいます。流すなら少量にとどめるか、通常のごみとして処理するのがいいでしょう。

▶︎異物を流さない

便器の中に異物を落としてしまった場合、そのまま流してしまわないように。

落としたものが便器から見えているなら、ゴム手袋をして手で拾ってください。

食品類もつまりの原因になるので流してはいけません。

トイレットペーパー以外のものはトイレに流さないのが基本です。

▶︎誤った節水をしない(水量不足に注意する)

大便時やトイレットペーパーを流すときは洗浄水量を「大」にするなど、

使用用途に対して水量が少なすぎないように注意します。

また、タンク内に節水用品を入れるのもやめましょう。

洗浄水量が不足してつまりの原因になるだけでなく、タンクの故障や破損にもつながります。


トイレはご家族はもちろん、家に訪れたお客様にも利用されることもあります。

意外とご自宅の印象を左右する場所でもあるので、常に綺麗にしておきたいところですが、

トイレ掃除は手間だと思われている方も多いです。

当社のトイレリフォームで、より使いやすく、綺麗に保ちやすいトイレをご提供いたします。

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