井上設備

洗面台のリフォームについて考えませんか?

洗面台のリフォーム 価格帯別割合

洗面台リフォームの相場は、大きく「15万円未満」「15万円以上20万円未満」「20万円以上」の3つに分けることができます。

洗面台の交換は、安い物を選べば10万円程度から可能ですが、

この予算ですと、横幅は75cm以下(50cm、60cm、65cm、75cmなど)の物に限定され、デザインの種類も限られます。

そこで、全体としては、デザインの種類が豊富で、

シリーズによっては幅が90cmのタイプもそろっている15万円以上20万円未満の価格帯の物を選ぶ人が45%に上っています。

 一方、もう少し予算があれば、幅90cm以上の物や、品質の高い人工大理石製のカウンターも選べます。

20万円以上の費用をかけてリフォームした人は、25%という結果になっています。

なお、洗面化粧台は、洗面ボウル、鏡、電気、収納などが一体化した商品なので、

位置を移動させる場合や新設する場合には、別途電気の配線工事や配管工事が必要になります。

しかし、すでに入っている洗面化粧台を新しい物に交換するだけの場合は、別途、工事が必要になることはあまりなく、

工事自体は約半日で終了することがほとんどです。

また、リフォームの受注から実際に工事が終わるまでの時間ですが、

基本的なサイズの洗面化粧台は基本的に受注生産ではなく、

メーカーから取り寄せることができるので、工事の日程は職人のスケジュール次第で決まります。

商品そのものは、発注してから中2日程度で届くので、契約から1週間後には工事が完了できる場合もあります。

ただ、トイレ・風呂を含む全体リフォームなどの場合は、日数が必要になります。

洗面台のリフォームを決めた理由は?

洗面台のリフォームは、風呂やキッチンに比べるとやや軽視されがちです。

それでも、リフォームを決めたきっかけとして、次のようなものが多く挙げられます。

▷蛇口の交換

蛇口(水栓)の寿命は平均5~10年といわれており、交換には数万円の費用がかかります。

「だったら洗面所全体をリフォームしよう」と考えたり、

2回目の蛇口交換に合わせて「洗面台も古くなっているし、いっしょに交換しよう」と考えたりして、

リフォームに踏み切る人が多いです。

▷洗面台の水漏れ

「洗面台の下から水漏れする」「排水口の周りから水漏れしている」など、水漏れもリフォームを決める要因のひとつです。

排水ホースやパッキンの交換で直る場合もありますが、

「点検してみたら、あちこち傷んでいるから洗面台も交換しよう」と考える人は多く見られます。

▷洗面ボウルの割れ、ヒビ

洗面ボウルの割れやヒビも、リフォームを決める動機になります。

一般的に、洗面ボウルは生産開始から10年くらいでメーカーに在庫がなくなってしまい、

交換が難しいため、洗面台ごと交換を考える人が多くなります。

洗面台リフォームは壁紙・床・天井とセットがおすすめ

現在の洗面台は、昔の物よりコンパクトになっているので、

床板が今まで使っていた洗面台のギリギリまでしか張られていない場合、

リフォームにより仕上がっていない部分の床が見えてしまうことがあります。

また、リフォーム後、「洗面化粧台が新しくきれいになった分、壁紙や床の汚れが気になる…」と感じてしまう人も多いので、

洗面台を交換する際は、洗面所の壁紙と床、天井もセットでリフォームするのがおすすめです。

その場合、平均で50,000円程度の費用が加わります。

また、洗面台のリフォームは、洗濯機パンや洗濯機用水栓などの消耗品を交換するのにも、最適なタイミングです。

この場合、洗濯機パンの交換は30,000円~、洗濯機用水栓の費用は10,000円弱ほどかかります。

特に洗濯機用水栓は、以前のような普通の蛇口ではなく、万が一ホースが抜けた場合、

自動で水がストップする物が主流になっていますので、交換しておくと今後の水漏れ防止の役に立ちます。