賃貸マンション、賃貸アパートのお風呂リフォームについては!?
賃貸マンションや賃貸アパートのお風呂リフォームをする場合、どのような点に注意をすればいいのでしょうか。
管理人と入居者それぞれの立場からみていきましょう。
▷管理会社・大家の立場
賃貸マンションの場合、内覧で最も注目されるのが、お風呂やトイレなど水回りの清潔感です。
反対に言えば、お風呂をリフォームすることで、入居予定者の印象をよくすることができるのです。
もし築年数が立っている物件で一度も浴室のリフォームしていない物件の場合、
なかなか入居希望者が現れないという事態になりかねません。
お風呂などをリフォームし清潔感のある水回り設備にした方が入居率がアップする確率が高くなると言われています。
▷入居者の立場
入居者が勝手にお風呂リフォームすることはできません。
リフォームを行いたい場合は必ず持ち主の大家さんや管理会社と話し合う必要がありますが、
多くのケースでは認められないでしょう。
リフォームが認められた場合でも、退去時には元の状態に戻す「原状回復」が求められるケースもあるため、
リフォームを行う前に必ず確認しましょう。
▷ユニットバスと在来工法
まず知っておかなければならないのが、お風呂には、
「ユニットバス」と「在来工法」の2種類のタイプがあるということです。
ユニットバスとは、壁・床・浴槽・シャワーなどの水栓金具がすべてセットになった、規格品のお風呂場です。
機能やデザインには各メーカー様々なものがあり、システムバスと呼ばれることもあります。
一方、在来工法とは、壁や床を1から作り上げ、浴槽や水栓金具を1つずつ組み合わせて作るお風呂を指します。
ユニットバスが普及し始める前は、在来工法で浴室を施工することが一般的でしたが、
現在のお風呂はユニットバスが主流になりつつあります。
▷現在のお風呂の主流はユニットバス
ユニットバスは、ハウステックとTOTOによって開発されたFRP樹脂製のものが始まりでした。
しかし、この頃のユニットバスは、浴槽・トイレ・洗面台の3点式になっており、
さらにトイレと浴室が1室にまとめられていたため、現在のユニットバスに比べると、
使い勝手が良いお風呂場とは言えません。
そのため、賃貸物件など狭い空間の有効活用方法としては普及しましたが、
ユニットバスそのものの人気は高くありませんでした。
しかし、近年の住宅用ユニットバスは、浴室(バスルーム)が独立しただけでなく、
断熱性や保温性、機器の性能など、機能面・デザインともに向上しており、
新築物件では積極的にユニットバスが設置されるようになりました。
▷ユニットバスリフォームのメリット
ユニットバスは、現場で部材を1から作り上げる在来工法と違って、
工場であらかじめ成形した部品を組み立てるだけで済むため、工事期間がとても短くなります。
また気密性が高く断熱効果があることや、日々のお手入れが楽なことも人気の理由となっており、
このような様々な利点から、徐々に新築住宅のスタンダードな浴室として普及するようになりました。
一方、コンクリートやタイル壁の在来工法浴室は、経年による劣化で、
壁のひび割れや部材同士に隙間が生じることもあります。
ひび割れや隙間は、水漏れや隙間風の原因になるため、「コーキング」と呼ばれる樹脂製の防水材の補填や、
タイルの補修などのメンテナンスが頻繁に発生するようになります。
また、在来工法浴室のコンクリートやタイルの壁は、冬場は素足で触れると非常に冷たく、
隙間風も加わると、ヒートショックを引き起こす恐れがあり、早急なリフォームが必要な場合があります。
鳥取市の水漏れ・水つまり・水回りは井上設備にお任せ下さい。
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